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道北は稚内手前の豊富町。

ここにはサロベツ原野や石油分を含んだ豊富温泉があったりするが、

何処を見ても目に付くのが広大な牧場風景。

その中でもサロベツリフレッシュロードにある大規模草地牧場が凄い。

東京ドーム約320個分の広大な広さがあり牧草地が広がる。

南北に細長く起伏緩やかな丘陵性台地の草原に約1500頭の牛達が放牧されている。

丘陵地帯の昇り下りの道路を走っているだけでも気持ちがいい。

大規模草地牧場展望台もあるので寄ってみるといいでしょう。

北海道らしい広大な風景を見ていると心も晴々します。



稚内市は宗谷岬に向かう238号線から内陸へ入るとそこに広がる宗谷丘陵。

氷河期の地盤の凍結と融解の繰り返しで土がゆっくりと動くことでつくられた周氷河地形。

なだらかな稜線が続き牛牧場や57基の風車が建てられている。

ここには稚内フットパスコースがあり目の前に広がる笹原の中を進むと

北海道の大自然を満喫できる雄大な光景に感激。

道路にはホタテの砕いた貝殻が敷き詰められた白い道もありロマンティック。

自動車で走るのもいいが、やはり歩いての散策が最高です。

日本の最北端宗谷岬までも歩いて行けます。

これからの季節は青い空と青い海、白い道と雄大な丘陵地帯と楽しめます。



道南は瀬棚町の日本海側にある道内最古の灯台の定燈篭。

冬は荒れ狂う日本海で難破する船が多く船の安全のため1857年に造られた。

高さ1.3メートルの青銅製で造られたが1887年には壊れてしまい、

昭和63年に復元され設置された。

ここには道南五大霊場「太田神社」本殿の麓で拝殿がある「定燈の崎」。

日本一危険で有名な太田神社。

本殿は長い階段を登り険しい山道を通り、鉄鎖を辿りながら断崖絶壁の岩肌を登り

山頂近くの洞穴に祠がある、まさに命懸けの参道なのだ。

片道1時間半だが登りも下りも気が緩められない登山である。

興味ある人はしっかり準備、心構えで参拝してみるのもいいだろう。



道南は瀬棚町三本杉にある立象山公園の立象山展望台からは日本海に浮かぶ奥尻島や

三本杉岩、瀬棚漁港、風車群、広大な牧場など360度雄大な景色が楽しめる。

夏の景色は海も空も青く緑も広がり見ているだけで心が癒される。

夕暮れ時には日本海に沈む綺麗な夕焼けや夕陽も見れて瀬棚で一番オススメの場所。

公園内にはせたな青少年旅行村もありキャンプやバンガローでのひと時もいいだろう。

瀬棚の海岸線は奇岩や風光明媚な景色が見れるので海岸線のドライブは最高。

近郊には温泉もあるので1泊して瀬棚探索するのもいいだろう。

360度ぐるっとの絶景を楽しんでみてください!




道南は瀬棚町の北檜山にある玉川公園。

丘の上にある玉川神社の参道の斜面には約30種類30万株の水仙が植えられており、

春になると白や黄色の水仙が満開になる光景は見事だ。

桜の木も所々にあるのでピンクと白と黄色のコントラストは一見。

5月には玉川公園水仙まつりも行われ郷土芸能や歌謡ショーで盛り上がる。

参道の神社までの階段はきついが玉川神社への参拝もするといい。

水仙に覆われた高台からの光景は田園風景が広がり遊楽部岳も望める。

何もない小さな農村部だが春には一度行ってみることオススメです!




遠軽町市街から上武利方面の山奥へと進むと「丸瀬布森林公園いこいの森」がある。

森林の中にはいこいの森キャンプ場もあり、これから良いシーズンを迎える。

公園内にはふわふわドーム、ゴーカート、ローラースケートなど様々な遊具も充実。

また丸瀬布昆虫館、丸瀬布郷土館、丸瀬布温泉やまびこなど楽しめる施設もある。

そして鉄道好きには嬉しい北海道遺産・森林鉄道蒸気機関車雨宮21号が現役で

園内を走っている。

国内唯一の動く森林鉄道蒸気機関車でその昔、この地域で木材の運搬に活躍した。

煙突から出る煙の匂いは懐かしい感じで子供達も喜ぶだろう。

4月から10月まで運航日が違うので調べて行くのが良いだろう。

遠軽町に来た時には是非寄ってみると良いですよ。



遠軽町の街中どこからも見える約78メートルにそびえる瞰望岩(がんぼういわ)。

太陽の丘えんがる公園の中にあり頂上まで登ることができる。

アイヌの人々の古戦場となったドラマチックな伝説もあり、

平成23年に国指定名勝「ピリカノカ」の構成資産として、オホーツク管内で初めて指定。

登り口から頂まで登ってもわずか数分で登れ素晴らしい眺望が広がります。

北海道自然百選にも選ばれている。

ただ頂上には東屋など休憩所はあるが断崖絶壁なのに柵が無いので落ちないように。

スリルを味わいたいなら頂上まで登ってみることオススメです。



道東は遠軽町の丸瀬布の高評価のホテルマウレ山荘へ行った序でに更に奥へ進むと駐車場が

あり、そこから小川沿いの山道を進むと山彦の滝がある。

高さ28メートルから一本の滝柱、しかもこの滝は裏見の滝と呼ばれている。

水の深い滝壺は無くて岩場伝いに滝の裏側へ行けるのだ。

いろいろな滝は見ているが滝の裏側へ行けるのは珍しい。

真東向きでご利益が深いことから滝裏には成田不動尊が祀られいる。

周りはひっそりとした森の中で熊が出そうだが神秘的な場所。

冬は滝が凍り大きな氷柱が出来てライトアップもされ、これまた神秘的。

そしてこの山彦の滝の駐車場の道路を更に奥に進むと鹿鳴の滝がある。

この周りには鹿が多く良く水を飲みに来ているところからこの名が付いたらしい。

滑らかな岩肌をすべるように流れ落ちる滝は山彦の滝とは対照的。

マウレ山荘に泊まった時にはここ二つの滝を見る事オススメです。



支笏湖畔に千歳川と支笏湖とを結ぶ湖口に掛かる赤い鉄橋の山線鉄橋。

この鉄橋は最近お色直しで赤く綺麗に再生されたが、

その昔明治32年に第一空知川橋梁として使われていたものを王子製紙専門の軽便鉄道で

使用するために移築されたものだ。

資材運搬として使用されていたが昭和26年に軽便鉄道が廃止され、

昭和42年に千歳市に寄贈されて現在まで観光用の歩道橋として残っている。

その後解体修復工事が行われて現在の綺麗な姿になっている。

実は近代化産業遺産や選奨土木遺産に認定されている歴史ある立派な橋なのだ。

橋を渡り遊歩道が続き支笏湖親水公園を散策できたり、

高台の支笏湖展望台や野鳥の森へ行くことができる。

支笏湖へ行った時には是非、山線鉄橋を渡ってみるといいでしょう。




野球の北海道日本ハムファイターズのホーム球場と言えば、

今ではすっかり有名になった北海道ボールパークFビレッジのエスコンフィールド北海道。

札幌市隣の北広島市にありボールパークが出来た影響で、北広島市も変貌しつつある。

新球場のエスコンフィールド内にはファイターズショップ、様々な飲食店、ホテル、

キッズコーナー、ミュージアムなどもあり施設も充実している。

ホテルTOWER11は球場が丸見えの球場内のホテルで、天然温泉やサウナからも

野球観戦が出来る史上初の場所で一度は泊まってみたくなる。

野球の観戦もいいが試合のない日にも球場内を見に来るのも楽しめる。

エスコン周辺のFビレッジには子供から大人まで幅広い人たちが楽しめる施設なども

充実して、分譲マンションもありこれから益々いろいろな施設が出来る予定。

これからどんどん変貌するボールパークを楽しみにしたいものだ。






道東旅行へ行く時には釧路湿原、阿寒湖などと必ず寄るのが弟子屈町の摩周湖。

以前は歌手の布施明の「霧の摩周湖」で歌のタイトルにもなって有名なスポット。

確かに天気の関係で霧になる事も多いかもしれないが

晴れていればラッキーと言う事で、湖面を見れればその姿は息を飲む美しさ。

まさに神秘の湖、摩周湖なのである。

表からの摩周湖は有名だが実は裏摩周を見れる展望台もあるので行ってみると良い。

近くにはこれまた神秘的な透明な「神の子池」もあるのでセットで。

道東の自然は規模が違う原始の自然が多く残っているので、

是非是非出かけてみてください!!



洞爺湖で湖畔沿いを散策していると様々な彫刻を目にする事が出来る。

湖を囲むように洞爺湖町と壮瞥町の52キロに渡って人と自然がふれあう野外彫刻公園

として湖畔に全58基を見る事が出来るのだ。

綺麗な洞爺湖畔を回りながら彫刻を巡って行くのも面白い。

自然と彫刻アートとの調和で他ではなかなか見られない光景。

写真は旧洞爺村側の「風の音'92」と言う作品。

1993年より2年に1度、洞爺村国際彫刻ビエンナーレと言うコンペを開催しており、

今は終了したが洞爺湖と彫刻は縁があるようだ。

今度ゆっくりと湖畔の彫刻巡りでもしてみようかな。